第10回Ruby勉強会@京都女子大に参加。

あまり土曜に休める状況ではないのだが、Rubyのイベントは別格。
Rubyの勉強会も第0回も入れると11回か。2004年の初冬からだから足掛けもう3年になるが発展しながらしっかり続いている。
昨日(12日(金))は、『組合』の運営についていろいろ考えさせられたが、『コミュニティ』もある程度大きくなってくると運営のテーマが出てくる。Linuxもその軌跡を残したし、Rubyもまさに何年か後追いしているのかも。しかしいろんなテーマで、触発しあえるところの『場』って良いなぁ。内容についての感想。

1.丸投げシリーズ(3) C by 西本さん(KEISUKENさん)
C で作成した Native ライブラリを Ruby で呼び出す

具体的なソースコードでやさしく解説していただけてすばらしい!!

かずひこさんも述べていたけど、「開発を楽にするには、Rubyで作って、パフォーマンスネック部分をC言語で置き換え」の戦略が王道だろうなぁ

映像コンテンツのRubyでのハンドリングっておもしろそうだけど、パフォーマンスネックはCに丸投げがあり。

2.「Miyako」の発表 by サイロスさん(斎呂州ルビ乃介さん)
ゲームやプレゼンテーションなどのインタラクティブコンテンツを作成するライブラリ「Miyako」
Miyako メインサイト
http://www.twin.ne.jp/~cyross/Miyako/

プレゼンツールとしての Miyako って絶対あり!

会場にも来ていた大林さんのメディアライブラリ「Ruby/SDL」のラッパークラス。

ひらめいたのがtext読み上げの cuzicさんの技とかも組み合わせれば、あゆさんがいなくてもあゆさんしてもらえるわけで(会場に居た人だけわかってね^^) いろんな可能性を感じるツールです。
サイロスさん偉い!!

3.ライトニングトーク Ruby on Google SkechUP by 兼重さん

3Dモデリングソフト「Google SketchUphttp://sketchup.google.com/では、scriptでRubyが使えて、.rbファイルを使っていろいろ面白いことが一杯できそう。

Rubygoogleでどんどん普及ね^^

これもおもしろいことがいろいろできそう。やっぱ文字から画像、動き、3D、音声(昔の言葉でマルチメディアね)へ広がるわけで、対話で3Dを操るゲームの世界が最先端なのだろうけどまあさしあたり Google Earth だけでも十分奥深そうだしなんかワクワクする。

4.Ruby 初級者向けレッスン第 7 回 by かずひこさん・コウザイさん
イテレータとブロックの使い方」
小波研のニューフェースがターゲットだったわけだが、「ri」とか知らなかったおじさん(私)もいて、いろいろ教えて頂けていろいろ勉強になりました。

内容的には、時間が足りなかったり、いろいろ欲張りすぎなところもあって「不完全燃焼(本人談)」な点もあったけど、かずひこさんとコウザイさんが前でしゃべるだけで Rubyのイメージがアップするという不思議な時間でした。

「初級者向け」というのは「初心者向け」ではないと常々いわれているけど、ちゃんと「中級者向け」と称したほうが良いかも。

そうすると本当に「初心者」「初級向け」の場も別途必要かもしれないけど、まあとにかく今の勉強会に完全「初心者」が参加すると次から来なくなる、とは、思う。

以下〔宴会での話題〕!