Ruby on Rails (RoR) 〜なぜRoRがエンタープライズ、Web 2.0向きか

メタデータ株式会社 大場寧子さんwrote:
http://www.xmlconsortium.org/wg/web2.0/teigensho/RoR/4--RubyonRails.html

「開発者の間で、基本的な概念、クラス設計、命名規則、コード規約の合意がとれている。
そういった合意を前提として、全般にわかりやすく簡潔で一貫性のある命名や実装がなされている。
 この前提の達成と人数はトレードオフの関係にあるように思われる。」

なかなか鋭い指摘ですね。

内容的には、大いに同意します。

趣旨から離れます。

RoR (RoR) ってなんか 絵文字のようで、おもしろいというかなんというか
やっぱり Ruby on Rails と略さない表記が 違和感がなくて良いと思います。

まあ 3文字好きなレイヤ向けには 新しい表現として RoR が浸透するのもおもしろいかも
知れませんが。

話は変わります。

現場で感じるのですが、どの言語で実装しても同じでしょうが、コアなライブラリでの共通的な
ところはメタな記述。末端の具体的なところはベタな記述でと、棲み分けが必要でしょうね。

初心者がいきなりコアな記述はしんどいでしょうし(例外はありますが)、末端の具体的な
ところにあまりに高級なバックグラウンドを要求するようにしてしまうとついていけないでしょうし
メタとベタが適材適所に配置されるのが良いですが、そこが難しいところです。


出来る人はついメタに書きがちでライブラリではまさに必要ですが、読みやすさ、わかりやすさ
の為にはベタの方が良い場合もあり、両方必要だと感じています。
出来るひとはだんだんベタに書けなくなってゆく傾向があります。


出来る人もベタで書く方がわかりやすいところでは、ベタで書くべきです。
なんかベタで書くのは、いけない事のようにしてしまうのはよくないでしょう。
後から来る新しい人の為に敷居は低く。

メタで書くべきところをベタで書くのもいけませんが(そもそも書けない)。