Ruby World Conference 1日目

今年も参加。くにびきメッセ

開始前の記念撮影

溝口知事とMatz。
知事が「公共団体がRubyを使用することを推進」と明言されて「松江は、豊かな自然に恵まれ、学校・文化のレベルも高く芸術、医療、交通も便利で若い才能のある人が活躍するのに適した場所」「日本のソフトウエアビジネスの拡大に貢献したい」と挨拶された。溝口知事はかつて財務省で為替介入を仕切った大物。

今年は経産省石黒商務情報政策局長の替わりに富田審議官が
「新産業創出と社会システム構造改革等に向けた新たな戦略について」

『情報経済革新戦略』産業構造ビジョン2010「グリーンイノベーション」「ライフイノベーション」。
「海外有力プレイヤーは「ブラックボックス」と「オープン」を合わせた標準戦略をうまく採っている。」
「今後の日本の産業構造はクラウド・コンピューティングで変わる。」
「グローバルプレイヤーの育成を支援」
「裾野産業等も含めた国内ものづくり基盤の強化」
「スマートコミュニティアライアンス」

内容はぎっしりであった。スマートグリッドに言及するなら、家庭への工事・接点で総務省「光の道」構想と協力・連携すれば良いのにと思う。
プレゼン資料を公開して頂くのが大いなる貢献となるので期待したい。

Matzの基調講演。1993年Rubyの利用者はたったひとり。Gartnerの予想では2013年には400万人が利用。爆発的。
Rubyバブルの終焉」「バブルは望ましくない、長続きしない」
従って『持続可能なRuby』大事!
Rubyの実益として 1)生産性 2)可能性 3)情熱の3つのポイントを挙げてプログラマーから経営者の情熱への拡がりを展開。
アメリカではスタートアップ企業に対してファンドRubyを指定する時代が来ている。
クラウドRubyは相性が良い「ARC(Ajile,Ruby/Rails,Cloud)」。
一次請け→二次請け→三次請け..の構造から産業構造が変革し脱却する先導になる。
Rubyを好きな人々の愛情に支えられてRubyは持続してゆく!
そしてお昼は松江弁当

午後は、「Ruby標準化この1年」中田先生



2011 JIS制定→ISO/IEC JCT1に Fast Track申請へと着々と進んでいる模様。
素晴らしい!