最後のRubyKaigi 第1日目

アップした写真→https://picasaweb.google.com/ofukui/Rubykaigi2011716#

練馬は、生まれて初めての場所だ。良い天気で、汗まみれになるのを覚悟して、浜田山の事務所から善福寺川を越えて自転車で北上。9時15分に出て9時47分には到着。思ったより近い。
外観の撮影は禁止とか。笑って不合理には立ち向かう。入る前に撮って即instagrにアップしたのに後出しはいけません。

はじめに高橋会長の開会の辞 最後のRuby会議を最高のRuby会議にしようと檄。

確かに『区切り』は大切。竹が高く伸びてもしなやかで折れないのは、ただ伸びっぱなしでなく節があるから。

解説は既にgihyo.jp で素早いお仕事がなされているので、私は写真を撮った分をアップして補足です。写真ばかりとってメモしなかった(写真が即ちメモ)ので書くより見た方が早い。言葉は言葉で伝わるし、画像は画像で伝わる情報量は多い。

Aaronさんのプログラミング道場ネタは秀逸で、まことに才能を見事に披露して下さって盛り上がりました。
また Ruby/Railsのダブルコミッターとして開発体制(文化)の違いの指摘と提言は、なるほどと傾聴。


それにしてもレオさんの同時通訳 書き込みは誠に見事で素晴らしい。例年の貢献に感謝です。

No Ruby No Life そして No RubyKaigi No Life という表現が出てくるほど、Ruby会議で人生の1ページを彩った人々は多い。私自身もRubyKaigi2009の実行委員会に参加させてもらって、素晴らしい体験を刻みました。

壇上サプライズで、参加者の面前で結婚の申し込み&受諾 婚約成立というのは将に人生の一大事がこのRubyKaigiの場で行われた。流行るかもしれない。

舘野さんの講演も、秀逸。昨年も書きましたが、クックパッドはコンセプトの勝利で、益々発展してゆくでしょう。会社もエンジニアも輝いています。

Github Coreyさんの講演は、動画コンテンツが秀逸。今度 講演のコンテンツに動画がないと物足りないという流れが出来上がってゆくでしょう。そう思わせる時代のリーダーでした。

日立製作所 池原潔さんの「組込みシステムのための動的コンポーネント機構とVMの最適化」は、こつこつとリソースを切り詰める試みで、さすが日立さんというところです。写真メモはしっかり撮ったつもりです。

福岡CSKの岡部さんとまつもとゆきひろさんの「軽量Ruby」は池原さんの試みと目的・背景は同じで、組込分野へのRubyの展開がいかに社会に要請されているかの表れです。
大企業も、ベンチャー企業も、国も地方公共団体もベクトルは揃っています。
大いに成果を期待したいところです。

私も7月29日(金)に大阪で講習します。よろしかった初心者にお知らせください。RubyKaigiに参加する人達(既にRubyを使いこなしている)向けではありません(念の為)。

田辺さんの図書館システムのお話では、神戸市の図書館システムで2001年頃から先進的にRuby(とEmacs Lisp)
が使用されていたというのは、新鮮でした。私がRubyをはじめたのは、神戸在住で大阪の仕事で2001年6月でしたし、Ruby関西のコミュニティを立ち上げたのは2002年のKOFだったので、かすっていたかも。

江森さんの講演も、昨年のRubyWorldConferenceの
「Rubyを全面的に採用した東京ガスの地震防災システムの紹介」に続く興味深いものでした。

闇RubyKaigiもよかったです。(力尽きて寝ます)